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 眼瞼下垂の点眼治療

「まぶたが下がってきた」は、
目薬で改善できます。

最近、まぶたが重い。目が開きにくい。おでこにシワが増えた—。これらは上まぶたを引き上げる力が弱まり、まぶたが下がる(眼瞼下垂)ことで起こる症状です。アップニーク®ミニ点眼液0.1%(一般名:オキシメタゾリン塩酸塩、参天製薬)は、手術をせずに1日1回の点眼でまぶたの開きを助ける、日本で初めて承認された眼瞼下垂の点眼治療です。くませ眼科では、診察のうえで適応と判断された方に自費診療として処方しております。

こんな症状はありませんか?


                        見え方・感覚
                        ⚫︎まぶたが重い・疲れやすい
                        ⚫︎目が開きにくい
                        ⚫︎視野が狭くなった気がする
                        ⚫︎目が疲れる・眼精疲労
                        ⚫︎夕方になると目が重くて開けているのがつらい
                        ⚫︎あごを突き出して見る癖がついた
                        ⚫︎おでこ・眉毛・まぶたに力が入る
                        ⚫︎頭痛・頑固な肩こりがある

                        見た目の変化
                        ⚫︎上まぶたが下がってきた
                        ⚫︎おでこのシワが増えた
                        ⚫︎眉毛の位置が上がってきた
                        ⚫︎左右でまぶたの開き方が違う
                        ⚫︎疲れて見える・眠そうと言われる

ひとつでも当てはまる方は、一度ご相談ください。まぶたが下がって見える原因は複数考えられます。まず診察で状態を確認したうえで、点眼治療が向くかどうかをご案内します。

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まぶたが下がるとは
どういう状態?

上まぶたを引き上げる力が弱まり、まぶたが瞳孔(黒目)の一部にかかってしまう状態です。医学的には眼瞼下垂(がんけんかすい)と呼ばれます。「目が小さくなった」「顔つきが変わった」と感じることから気づく方も多く、はっきり見えにくいと感じる前から、じつは始まっているケースが少なくありません。


                        目・身体への影響
                        上からの視野が狭くなるため、無意識のうちにあごを上げて見るようになります。また、まぶたを無理に開けようとしておでこや眉毛に力が入り続けることで、深いシワ・頑固な肩こり・頭痛の原因になることもあります。

                    気づきにくい理由
                    両目が同時にゆっくり進行するため、自分では気づかないことがほとんどです。写真を見て「目が小さくなった」「昔と顔が変わった」と感じたり、人から「疲れてる?」「眠そう」と言われるようになった方は、一度ご相談ください。
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まぶたが下がる原因

眼瞼下垂には大きく「先天性」と「後天性」があります。アップニーク®ミニ点眼液の対象となるのは後天性眼瞼下垂です。後天性のなかで最も多いのは腱膜性眼瞼下垂と呼ばれるタイプで、上まぶたを引き上げる筋肉の力がまぶたに伝わりにくくなることで生じます。


                    加齢/
                    年齢とともに腱膜が伸びたり、ゆるんだりすることで、まぶたを引き上げる力が伝わりにくくなります。後天性の中で最も多い原因です。
                    コンタクトレンズの長期装用/
                    特にハードコンタクトレンズの長年の使用が、腱膜の変化を引き起こす原因のひとつとして知られています。
                    眼科手術など/
                    白内障手術など眼科の手術後に生じることがあります。また、まぶたへの外傷・腫瘍・神経や筋肉の病気が原因となる場合もあります。

⚫︎ご注意

神経や筋肉の病気(動眼神経麻痺、重症筋無力症など)、先天性眼瞼下垂、皮膚のたるみが主体の場合は、アップニーク®ミニ点眼液の適応とはならず、別の治療が必要です。診察で原因をしっかり確認してから治療方針をご案内します。

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まぶたの下がりの程度

上まぶたの縁の位置によって、下がりの程度を分類します。程度が強くなると瞳孔がまぶたに覆われ、視野が狭くなります。アップニーク®が特に向くのは軽度〜中等度の方です。

上まぶたの縁の位置によって、程度の分類ができます。
程度が強くなると、瞳孔がまぶたに覆われて見えづらくなります。

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アップニーク®について

製品基本情報

自費診療

2026年5月発売

アップニーク®ミニ点眼液0.1%は、参天製薬が2026年5月15日に発売した後天性のまぶた下垂に対する国内初の点眼治療薬です。薬価基準未収載のため、公的医療保険の対象外(自費診療)です。


                    有効成分/
                    オキシメタゾリン塩酸塩
                    効能・効果/
                    後天性眼瞼下垂
                    用法・用量/
                    1回1滴、1日1回点眼(片眼または両眼)
                    包装・特徴/
                    0.3mL × 30本(1本使い切りタイプ、1箱で約1ヶ月分)※1回使い切りのため、防腐剤不使用。衛生的にご使用いただけます
                    製造販売/
                    参天製薬株式会社(2026年5月15日発売)

対象となる方

「まぶたが下がっている」ように見える原因は複数あります。点眼治療が向くかどうかは診察で確認します。下記は目安です。


                    対象となりうる方/
                    ・後天性眼瞼下垂(特に腱膜性眼瞼下垂)と診断された方
                    ・まぶたの下がりが軽度〜中等度の方
                    ・手術には抵抗がある・ダウンタイムを取りにくい方
                    ・手術を受けるか迷っており、まず効果を体験したい方
                    (シミュレーションとして)
                    ・同窓会・冠婚葬祭・写真撮影など、特定の場面だけ使い
                     たい方
                    ・長期的なハードコンタクトレンズ装用歴のある方
                    ・1日1回の点眼を継続できる方
                    慎重な判断別の治療が必要な方/
                    ・まぶたの下がりが強い方(重度の眼瞼下垂)
                    ・視野の障害が強い方
                    ・動眼神経麻痺・重症筋無力症など神経・筋肉の病気が
                     疑われる方
                    ・先天性の眼瞼下垂の方
                    ・上まぶたの皮膚のたるみ(皮膚弛緩症)が主体の方
                    ・閉塞隅角緑内障の方
                    ・心臓・血管の病気がある方
                    ・妊娠中・授乳中の方
                    ・本剤の成分に過敏症の既往がある方

⚫︎診察を受けていただく理由

まぶたが下がって見える原因は、後天性のまぶた下垂のほか、皮膚のたるみ・神経や筋肉の病気・先天性の問題など様々です。点眼治療が向くかどうかは必ず診察で確認します。診察の結果、別の治療が適していると判断される場合もあります。
特に、突然まぶたが下がってきた・片側だけ下がっている・瞳の大きさが左右で異なる・ものが二重に見えるといった症状が伴う場合は、緊急性を要する疾患の可能性もあります。このような状態のままアップニークを使用することは大変危険ですので、原因をきちんと調べることが最優先になります。

2つの筋肉とアップニーク®の役割

上まぶたを引き上げる筋肉には2種類あります。「眼瞼挙筋」は、まぶたの開閉を主導する中心的な筋肉です。「ミュラー筋」は、補助的な筋肉で、交感神経の支配を受けながら眼瞼挙筋の働きを助けています。アップニーク®ミニ点眼液はそのうちの「ミュラー筋」に作用します。


                    メインの筋肉
                    眼瞼挙筋/
                    自分の意思でまぶたを開け閉めするときに使う筋肉。腱膜性眼瞼下垂では、この筋肉の力がまぶたに伝わりにくくなることが主な原因です。
                    サブの筋肉(アップニークが作用)
                    ミュラー筋/
                    無意識のうちにまぶたを支えている筋肉。交感神経の支配を受けており、αアドレナリン受容体が多く存在します。アップニーク®ミニ点眼液はこの受容体に直接作用して筋肉を収縮させ、まぶたを持ち上げます。

効果の現れ方

点眼後5〜15分で効果が現れ始め、まぶたの開きが平均1.0〜1.5mm改善します。効果は最大6〜10時間持続します(個人差があります。)

点眼の効果は一時的です。長期的に効果を得るためには、医師の指示に従い毎日継続することが必要です。点眼を中止すると、効果は徐々に消退します。

主な副作用・有害事象

  • 1. 主な副作用として、まぶたのかゆみ(眼瞼そう痒症)があります。
  • 2. 点眼後、一時的に目がかすんで見える・乾燥感・しみる感じが出ることがあります。
  • 3. 点眼後、一時的にまぶしく感じる(羞明)・目の充血が起こることがあります。
  • 4. まれに散瞳(瞳孔が開く)が生じることがあります。見え方に違和感がある場合は運転や機械操作を控えてください。
  • ※国内臨床試験において、重篤な副作用および投与中止に至った副作用は認められていません。報告されている主な副作用は比較的軽度なものが中心です。気 になる症状が続く場合は、使用を中止して当院にご連絡ください。

以下に該当する方は
必ず診察時にお知らせください

  • ・本剤の成分に過敏症が起きたことがある方(使用できません)
  • ・閉塞隅角緑内障の方(急性発作を起こすリスクがあるため使用できません)
  • ・重症筋無力症・脳血管障害など神経の病気がある方(別の専門的な治療が優先されます)
  • ・心臓・血管の疾患がある方(血圧や脈拍に不安がある方も含む)
  • ・妊娠中・妊娠している可能性がある方
  • ・授乳中の方
  • ・他の薬(点眼薬・内服薬含む)を使用している方
  • ・まぶたに腫れや赤みなど炎症がある方

既往歴がある方や、現在他の点眼薬・内服薬を使用中の方は、受診の際に必ずお申し出ください。
薬同士の相互作用や全身への影響を考慮した上で、安全に使えるかどうかを判断いたします。

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使い方

点眼の手順

  • 1. 容器のキャップを軽くひねって開けます(1本使い切りタイプ)。
  • 2. 下まぶたを軽く引き、1回1滴を点眼します(片眼または両眼)。
  • 3. 点眼後は1〜2分ほど目を閉じ、目頭を軽く押さえてください。
  • 4. 1日1回、できるだけ同じ時間帯に継続して点眼してください。

注意事項

  • ・1日に2回点眼したり、1回に2滴点眼することは避けてください。「もう少し効果を出したい」と感じても、1日の点眼回数を増やすことは絶対に避けてください。過剰使用は副作用リスクを高めます。
  • ・ソフトコンタクトレンズを使用している方は点眼前にレンズを外し、点眼後5分以上経ってから再装着してください。
  • ・点眼を忘れた場合、その日のうちに気づいたらすぐに1回1滴点眼してください。翌日に気づいた場合は前日分を使用せず、その日の1回分のみ点眼してください。
  • ・点眼後は一時的に視界がかすんだり、まぶしく感じることがあります。車の運転などは慎重に行ってください。
  • ・点眼の効果は使用中のみ持続します。点眼を中止すると、徐々に効果は消退します。
  • ・他の点眼薬との併用:緑内障治療薬やドライアイ用点眼薬など他の目薬を使っている方は、最低5分以上の間隔をあけてから点眼してください。
  • ・保管:直射日光・高温多湿を避け、室温で保管してください。1本使い切りのため、開封後は残液を捨て、再使用しないでください。容器の先端が目に触れないよう注意することも大切です。
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治療の流れ

初診当日に診察〜処方まで完結します。その日のうちにアップニーク®ミニ点眼液による治療を開始することができます。


                    ご来院受付/受付で「アップニークの相談希望」とお伝えください。
                    適応の判断/まぶたの下がり方・左右差・視機能・他の眼疾患の有無を確認します。まぶたのMRD-1(下がり程度の指標)を測定します。
                    診察検査/後天性のまぶた下垂であるか、点眼治療が向くかどうかを医師が診断します。
                    処方使用説明/適応のある方には、使い方・注意点をご説明したうえで処方します。初診当日から治療を開始できます。
                    再診/効果・副作用を確認しながら継続をご相談します。継続処方を行います。

お問い合わせ先

本治療をご検討の場合は、まずはご来院のうえ適応を判断いたします。Web予約またはお電話にてご予約のうえご来院ください。受付の際は「アップニークの相談希望」とお伝えいただくとスムーズです。

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費用のご案内

自費診療(保険対象外)

本剤は薬価基準未収載のため、健康保険等の公的医療保険の対象外となります。くませ眼科では自費診療としてご案内いたします。


                    診察料 + アップニーク®ミニ点眼液(10日分) ※1/3,500円(税込)
                    診察料 + アップニーク®ミニ点眼液(30日分) /6,000円(税込)
                    診察料 + アップニーク®ミニ点眼液(90日分) /18,000円(税込)
                    ※1:初回のみのトライアルセットです。

⚫︎まずはお試しから

はじめての方でも安心してお試しいただけるよう、初回の方のみ10日分の少量パッケージから処方可能です。実際の使用感・効果のイメージをつかんでから、30本セット(1ヶ月分)での継続をご判断いただけます。

⚫︎注意事項

本治療は「自費診療」のため、保険診療と同日に行うことができません(混合診療の禁止)。同日に他の保険診療を受けられる場合は、日程を分けていただくご案内をする場合があります。価格は予告なく変更となる場合があります。処方の可否は診察により判断します。診察の結果、適応とならない場合があります。

  • ※医薬品のため、お薬のみの販売はできません。必ず医師の診察が必要です。
  • ※副作用が生じた際の治療費についても、公的医療保険は適用されず自費診療となります。副作用等で治療を中止した場合でも、処方済み薬剤の返品や返金は原則としてお受けできません。
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よくあるご質問

Q

眼瞼下垂と言われましたが、誰でも使えますか?

すべての方に適応となるわけではありません。後天性のまぶた下垂(特に腱膜性で軽度〜中等度のもの)が主な対象です。下がり方が強い場合や、別の病気が原因の場合は手術や別の治療が適していることがあります。まずは診察でご確認ください。

Q

1回点眼すれば、ずっとまぶたが上がりますか?

効果は一時的です。点眼後5〜15分で効果が現れ、約8時間持続しますが、効果が切れるとまぶたはもとの状態に戻ります。長期的に効果を得るためには、1日1回の点眼を継続することが必要です。

Q

点眼をやめると、まぶたは元に戻りますか?

はい、点眼を中止すると徐々に効果は消退し、もとの状態に戻ります。本剤はミュラー筋に一時的に作用するものであり、まぶたの構造を変えるものではありません。

Q

手術と比べてどちらがよいですか?

眼瞼下垂の治療にはそれぞれ適応・利点・限界があります。点眼治療は切らずに済む一方、使用中のみ効果が持続します。手術は持続的な効果が期待できますが、回復期間(ダウンタイム)を伴います。長期的なコストで見ると、継続使用が前提の点眼は手術と同等以上になるケースもあります。まぶたの下がり方の程度やライフスタイルに応じて、医師と相談してお選びいただくのがよいでしょう。

Q

保険は使えますか?

本剤は薬価基準未収載品のため、公的医療保険の給付対象外です。自費診療(自費)でのご案内となります。

Q

お試しで少量から始めることはできますか?

はい。10日分の少量セットからご処方できます。実際の使い心地や効果を確認してから、30本セット(1ヶ月分)での継続をご判断いただけます。

Q

作用が出たらどうすればよいですか?

まぶたのかゆみや、点眼後の一時的な目のかすみ・まぶしさなどが生じることがあります。気になる症状が続く場合は、点眼を中止のうえ当院にご相談ください。

Q

結果が感じられなかった場合はどうすればいいですか?

点眼しても効果を感じにくい場合は、まぶたの下がりの原因や程度によっては点眼治療が向かない可能性があります。そのまま使い続けずに、当クリニックにご相談ください。手術など別の治療法をご案内できる場合があります。

まぶたの下りが気になる方は、
まず一度ご相談ください。
受付の際は
「アップニークの相談希望」
とお伝えいただくとスムーズです。